「WDW旅行記 14 初めてパークへのバスに乗る。その時見たものは。」からの続きです。
車いすの太った人とその家族が乗り込んで、ようやく我々が乗れる番が来たと思いました。
しかし、その乗車中に遠くから普通に歩いてきた男性が、バス停近くに停めてあった自動4輪バイクに乗り込み、先程、太った人が乗車したバスの入り口の位置に進んでいきました。
そして、何食わぬ顔でバスに乗車するではありませんか!
それからその家族たちも当然のようにバスに乗り込むのです!
何分も待ち続けた人達の列を平気で追い抜かすことにビックリです。
バスに4輪バイクを停車させた後は普通に歩いて、バスの座席に座ります。
それはそうでしょう。
遠くからバス停まで、普通に歩いてきたのを私は見ていましたから。
バスが来てから電動バイク2台が乗り込むのに10分くらいかかったでしょうか。
それ程大きくないバスがの3分の1がもう埋まってしまいました。
なんとか私達は座席に座ることができましたが、座れない人達や満員でバスに乗ることができなかった人達もいました。電動バイクの連中よりずっと前から並んでいたのにです。
パーク内には多くの人が電動バイクに乗っています。
何日かいて分かったことですが、健康な人でも移動が楽という理由でバイクに乗っている人が結構いるのです。
それは別に構わないのですが、列に並んでいる人を追い抜かしてまでバスに乗らせることはないと思いました。
そういう連中に限って、みんなに向かって
「早く乗れ」だの、「もっと詰めろ」だの、「もう乗るな」だのめちゃくちゃなことを言うのです。
2人乗りの大きなベビーカーを使っている人達も多かったですが、その人達は電動バイクと違って普通に列に並ばなければなりません。バス内では子供と畳んだベビーカーを抱えて、かなり大変そうです。
すまなそうにすることもなく傍若無人な態度で優先的にバスに乗り込んでいく電動バイク軍団には本当に腹が立ちました。
列で待っている人達はそのことについて仲間内では話しても、特に何を言うわけではありません。
多くのまともな人達がそれを黙って受け入れることで、このシステムが成り立っているのです。